帰り道、はいつも寂しい
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今日ものんびりと起き出した。
車で寝たので、少し疲れた。久しぶりに太陽の眩しさで起きた。
支度をすませて、直ぐに出発した。
あっという間の度が終わる。本当に最後の帰り道だ。
途中海を渡ってとても綺麗だった。行きでは天気が悪くて、満喫出来なかった。
旅の後半天気が良いととても良い。
二時間半の道のりもあっという間だった。神戸を過ぎて大阪に入った。
大阪の駅で友人と別れた。とても寂しかった。どんな人とでも別れは寂しいし、もう長く会えないと解る友人との別れはもっと寂しい。
泣きだしそうで、言いたかったことは言えず、さらっと別れた。
結構ぎりぎりな時間で、慌てて電車に乗った。
慣れない電車に慌てて乗るのは不安だ。何とか無事に大阪に着き、梅田を探してうろうろとして、ようやく辿り着いた。
梅田は見慣れた景色だった。
行きたかったお店へ行ったが、買いたかったものは、とてもスペースが小さくなっており、品揃えが悪かった。期待はずれな感じで、適当なものを買った。
時間が迫ってきて、速足でバスターミナルへ。何とか間に合った。
お土産などを吟味するつもりだったが買えなかった。
バスに乗り込んで、自宅へと帰る。
本当にあっという間の旅だった。ずっと喉が不安だったが、何とか乗り切った。
知らなかった景色を見て、名物を食べた。特別な時間が終わって、とても寂しい。
いつもの日常が嫌なわけではない。
ただ、特別な時間を、他人と共有して過ごした大切な思い出だ。
帰り道、はいつも寂しい。
最後にはひとりになる。