会えるのが楽しみだった
知れば知るほど、離れて行ってしまう感覚になる。
彼と花火を見に行った。
彼には、花火が楽しみで寝れなかったと言ったが、本当は、彼に会えるのが楽しみだっただけだ。
知らない世界を少しだけ吸収している日々だと思う。
孤独で孤独で、押しつぶされそうだが、なんとかやっている。
仕事はとても忙しい。手に負えない。
身体の調子はずっと悪い。彼にも言うが、分かっているのかよく分からない。
誰にも頼ることが出来ないし、病院に行っても治るわけでも無く、受け入れられない気持ちと戦っている。
どんなに、どんなに、気にしないようにしても、やっぱり身体は自分にくっついていて、不安は襲ってくる。