不安が膨らんでも、それだけ
ブログを書く。
思い立ったのは、身体のことだ。
病院に行き、病気だと告げられた。まさか自分がと思い驚いた。
薬をもらった。この薬はとても効く薬で飲んでいれば安心だった。
翌月、薬をもらいに病院に行き血液検査で引っかかった。
もう薬は出せないと言われた。
治らない病気で、薬で症状を抑えるしかない、その薬がもう飲めない。病気ですが治療できない、諦めて耐えていくしかない、そう言われたのだ。
突然の事でほんとうに気がおかしくなった。
上の空で帰路につき、寒空の下、電車に乗るまで上着を開けていることにも、マフラーを巻いていないことにも気づかなかった。
これからどうしていけばいいのか分からなくなった。
帰って何人かの友人と電話をして、少し落ち着いた。しかたのないことだから、前を向いていくしかない、そう決めた。
消えてなくなりたいと思っても、母親の顔が浮かんでとても死にきれない。そんな余裕があるということはまだ生きる元気があるってことだし、私には死ぬ勇気もない。
自分の全部を吐き出せる場所が突然欲しくなった。
どんなに不安が膨らんでも、それだけだ。
明日がどうなるか分からない。仕事して、遊んで、今をこなしていく。精一杯に頑張り過ぎない。